杉良太郎
（すぎりょうたろう）

「一生懸命の木に花が咲く」

何事においても一番初めは皆わからないことや上手くいかないことはあります。ですが、誰にでも意識できることが「一生懸命」です。「一生懸命」とはなんでしょうか。どうすれば相手に伝わるのかを講師自身の様々な経験からお話し、皆さんと考え、理想の一生に繋げていただきたいと思います。

「媚びない力～行動力の必要性と大切さ～」

自分の思ったことや考えを1つ1つ実行してきた杉。媚びない力をもつには、しっかりと“自分”を持つことが大切です。一途一心に芸を磨き、下積み時代の屈辱や福祉活動の中で見てきた現実、様々な人との出会いから学んだことなどが今の自分をつくったと言います。

行動に移すことは容易なことではありませんが、自らの経験のもとに、その必要性と大切さをお話し致します。

「“媚びない力”が人生を輝かせる。何事も“本気”で取り組むことの素晴らしさ」

杉氏は芸能活動でも福祉活動でも、すべてにおいて本気で挑んできました。当然それらの中には葛藤や苦難、失敗があり、それらを乗り越えることで初めて“本気で取り組むことの素晴らしさ”がわかるのです。皆さんにも何か本気で取り組んでいらっしゃることや、取り組もうとしていることがあると思います。きっとそのお役に立てるはずです。

「福祉・想いのままに　～なぜ生きるのか～」

なぜここまで杉氏を動かすのか。そこには幼いころから母に言われてきた「人には親切、慈悲、情け」という言葉の教えがあるようです。杉が定義する福祉の心得三原則「ボランティアは一方通行」「寄付するのはお金でも時間でも理解する心でもよい」「人のためは自分のため」などから福祉活動から得た経験や学びをお話しします。

デビュー前より刑務所慰問（現在は視察）をされる等、65年近く献身的な福祉活動を続け、その社会的貢献度が広く認められ、多くの顕彰を受けられている杉良太郎さん。 人に対するその”温かく深い思いやり”は、日本だけに留まらず国境を越え多くの方に勇気や希望を与えられています。

決して見返りを求めず、「ありがとう」の言葉さえいらない。杉さんは、そんな想いから「愛情」や「こころ」を与え続けています。杉さんの数えきれない経験や体験から、お話を聞くだけでなく、多くのことを気付かされ、考えるきっかけにもなります。福祉、人権、ボランティアをテーマにした講演会を検討されている皆様には自信をもっておすすめいたします。

【芸能活動】

「右門捕物帖」「遠山の金さん」など1400以上の作品で主演を務めるなどテレビ、舞台で活躍する｡代表曲の「すきま風」をはじめとし、歌手としても活躍。

【福祉活動・献身的活動】

福祉活動では日本国内のみならず海外にも手を差し伸べ、ベトナムでは220人の里親になる。特にベトナムでの功績が認められ、外務省より過去には日本初の「日本ベトナム特別大使」、ベトナム政府より「ベトナム日本特別大使」を歴任。ベトナム社会主義共和国の国家主席より2度の友諠勲章（外国人に贈る最高位）を受章。また、日本人で初めての労働勲章（ベトナムのために尽くした人に贈られるもの）も受章。数々の社会貢献活動が評価され、大蔵・厚生・文部大臣など各大臣から数多くの大臣表彰を受けている。

また、デビュー前の15歳より刑務所慰問を始め、現在まで献身的な福祉活動を続けている。2008年に「法務省･特別矯正監」を委嘱され刑務所の視察も行う。この他にも、近年は「厚生労働省・健康行政特別参与」「警察庁・特別防犯対策監」としての活動もしている。これらはすべて民間人として初めての委嘱であり、杉氏だけに与えられた役職である。ただの名誉職ではなく常に試行錯誤を重ね任務に邁進している。

【テレビ】

「右門捕物帖」 「遠山の金さん」 「新五捕物帳」 「同心暁蘭之介」 「喧嘩屋右近」 平成12年（2000）1月2日テレビ東京 12時間超ワイドドラマ「次郎長三国志」等1,400本以上に主演｡「下町ロケット」では藤間役として出演。　他多数。

【舞台】

「清水次郎長」 「忠治御用旅」 「花と龍」 「下北の弥太郎～からっ風の子守唄～」 「平手造酒～大利根囃子～」 「無法松の一生」 「旅鴉半次郎～ふりむけば夕陽～」 「拝領妻始末」 「殺陣師段平」 「遠山の金さん」 「眠 狂四郎」 「中乗り新三」 「さくら吹雪～一番鶏がいま鳴いた～」等。　他多数。

《舞台での記録》

○東　京 明治座 最多出演32回

○名古屋 御園座 通算出演19回

○大 阪 新歌舞伎座 前人未到の連続最多50回出演（平成17年7月現在）

【CD】
『花のふるさと』（2023年10月18日　発売）
『杉良太郎　芸能活動45周年記念アルバム』（2009）

全楽曲、作詞は杉良太郎本人。 作曲もほとんど手がけたフル･オリジナルアルバム。 ヒット曲「矢立の杉」のほか、新たに制作の8曲を加えた全15曲。

杉氏が自らの活動の経験をもとに作詞した福祉活動関連の三部作。

「バラ色のダンス」（2011）
「神様への手紙」（2013）
「愛の一滴」（2019）

その他

｢すきま風｣ ｢明日の詩｣ ｢男の人生｣ ｢おまえとおれ｣ 等、ヒット曲多数

【DVD】

芸能活動55周年記念スペシャルコンサート～心を込めて～（2019）　等

【主な書籍】

「媚びない力」　NHK出版　2014年発行　等

料金非公開講師になりますので別途お問合せ下さい。