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数学者/大道芸人
ハンガリーの最高科学研究機関であるハンガリー学士院のメンバー、算数オリンピック大会会長、日本ジャグリング協会名誉顧問。
現在は人生を楽しくするコツ等をより多くの日本人に伝えたいと、講演活動に力を入れている。
語学にも長けており、大学で講義できる程度に話せる言語は12ヶ国語。
その才能を活かし、110ヶ国以上を訪問している。
「ピーター流生き方のすすめ」「数に強くなろう」(岩波ジュニア新書)、「頭の良くなる英語」(三省堂)、「頭のよくなる本」「超数脳トレーニング」(WAVE出版)
「子どもの学力を伸ばす黄金の習慣」(実業之日本社)「子どもの英語教育はあせらなくて大丈夫!」(草思社)等、著書も多数執筆している。
海外
「人生を楽しくする方程式」
「知的消費のススメ」
「世界110カ国の面白体験談」
「ニッポンたてヨコ斜め」
「真の国際人を目指すために」
「わが子が幸せになるための助言」
「21世紀に羽ばたくための学習法」(学生向け)
「21世紀は人権の世紀になるか」(人権講演会)
「人権の時代に向かって」(人権講演会)
「日本女性世界へ羽ばたけ」
「これからどうなる日本」
※どの内容でも大道芸を披露しています
※数学パズル・英単語ゲーム等を交えて会場の方々と楽しくコミュニケートします
※ご要望があれば算数授業、ジャグリング教室などもやります
父から教わった「人間の財産は頭と心」という言葉を胸に抱いて生きてきた半生を振り返り、今の日本に一番欠けているものは生きる哲学だと感じている。「3つのゆ」夢・勇気・友人を大切にしてほしい。人生の主役はあくまで自分。忙しい日本人だが、時間をしっかり管理して、最もやりたいことのための時間を捻出し、時間を有効に使うべきだ。そうすればもっと楽しい人生が送れるはず。
消費は人間に喜びを与える。ただし、家や車、洋服やバッグ等の物的消費は競争心をあおり、他人と共有することも難しい。しかし、知識や知恵、技能や経験等の知的消費は人に与えることも皆で共有することもでき、環境にも優しい。
知的消費を通して、いかに仲間を増やして地元とのつながりを強くして、より豊かな人生を得られるかを教えたい。
僕は今までに世界110カ国以上を訪れてきた。忙しくなった今でも、年に二・三回は海外に旅に出るようにしている。僕の旅はいつでもただの観光旅行ではなく、現地の人とふれあい文化に親しむことを目的としていて、その体験を通して我が身を振り返っている。行く先々でいろいろな人と知り合い様々な出来事が起こったが、中でもとっておきの面白体験と旅を通して学んだことを皆さんに紹介したい。
世界各国で暮らしてきた僕が日本に住み始めてから早30年以上経つ。真面目で優しい人々が住むこの国がとても気に入ったので、今ではここを終のすみかと決めた。しかし当然、日本特有のおかしな点もある。外国人の僕だからこそわかる日本と日本人の良いところ、不思議なところを皆さんに伝えよう。
国際化・国際人、この二つのかなり曖昧な言葉を耳にすることが非常に多い。しかし、これらの概念はどんな意味を持っているのか十分に議論されていないように感じている。英語を勉強して話せるようになったからといって、国際人になれるわけではない。真の国際人になるためには心の変化が必要で、まずは日本人同士でうまくコミュニケーションできるようにならなければならない。
学校教育が変わり社会が変わろうとしている今の時代こそ、子供の教育は最重要課題である。親はその責務を学校・塾・国に転嫁せず、自分で全うすべきだ。それぞれの家庭で我が家の教育方針を固め、それを通して子供の精神的な安定を確保し、勉強意欲を掻き立てるためのピーター流対策を教えよう。
21世紀は専門家の時代になるだろう。そこで活躍するためには、自分の可能性や才能を探求して目標を設定し、その目標に向かって短期・中期・長期の戦略をたて、関係ない時間を削っていって時間を有効活用することが重要だ。根性も大切だが、自分に合った学習法を探して効率を上げれば、勉強も楽しくなり、遊びの時間もできる。
19世紀後半からヨーロッパ中に広がった民族主義は、ほぼ一直線に第一次・第二次世界大戦に繋がって、ヨーロッパだけでも6千万人を越える犠牲者を出した。僕の父と母の両親全員とも、ただユダヤ人であるという理由だけで殺された。世界中から民族主義が消えない限り地球の未来は暗い。どうすべきか日本人にも考えてほしい。
僕はハンガリーに生まれたが、単なるハンガリー人ではなくユダヤ人である。父と母の両親全員とも、ただユダヤ人であるという理由だけで殺された。僕自身も古くから続く差別の下で、かなりの恐怖心を覚えてきた。
世界にも日本にも未だにさまざまな差別が存在し続ける。それをなくすにはどうしていくべきなのか。日本人の皆さんにも考えてほしい。
1986年男女雇用機会均等法が施行されたが、その背景には日本男性の考え方の変化ではなく国連の圧力があったので、ほとんど形だけに過ぎなかった。僕が生まれたハンガリーは男女平等に非常に力を入れ、一流大学・医者・弁護士等で女性の割合は50%前後を占める。これは共産主義の数少ない良かった点の一つだ。日本女性は決して男性に劣っていないと確信しているので、男女の格差があることには疑問を感じている。
僕の意見では、改革してもしなくても経済成長はないだろう。しかしこれはそんなに憂うべきことではない。日本は戦後、焼け野原から大国の仲間入りを果たし、多くのものを築いた。ヨーロッパを見ればわかるように、経済が停滞しても充実した市民社会が可能である。これからはハードよりソフトの時代。既存の施設を生かして、心や生活を豊かにすることに目を向けてほしい。
数学者
国際数学オリンピック金メダル
算数オリンピック専務理事
大道芸人
日本ジャグリング協会名誉理事 など
数学者で大道芸人のピーター・フランクル氏。
バラエティ番組やクイズ番組でその博識ぶりを披露し、外国人タレントのなかでも群を抜いたインテリとして知られています。
1971年には国際数学オリンピックにおいて金メダルを獲得。
1977年には数学の博士号を取得します。
1973年にアメリカ人数学者ロナルド・グラハム氏の影響でジャグリングをはじめるようになり、1978年にはハンガリーサーカス学校で舞台芸人の国家資格を取得します。
数学だけでなく語学力にも優れ、母語のハンガリー語のほかドイツ語、ロシア語、スウェーデン語、フランス語、スペイン語、ポーランド語、英語、日本語、中国語、韓国語の計11カ国語は、「大学で講義ができるレベル」としています。
現在は算数オリンピック委員会専務理事、国際数学オリンピック・日本チームコーチ、東京大学非常勤講師、フランス国立科学研究センター教授を兼務。
日本ジャグリング協会名誉理事でもあり早稲田大学理工学部客員教授も務めていました。
ピーター氏の講演は、教育、文化、コミュニケーション、人権と、幅広いジャンルに及びます。
ピーター氏の両親はユダヤ人でナチスによる迫害を受けたこともあり、人権や差別(いじめ)についても「絶対にしてはいけないこと」と強い意見を持っています。
さらに日本の働く女性の不遇についても触れることが多く、ピーター氏の講演からは外国人の視点という外から日本を眺めることの重要性や、日本人が見落としがちな問題に気付き、問題解決の糸口が見えてきます。
1953年 | ハンガリー生まれ |
1971年 | 国際数学オリンピック金メダル。オトボス大学入学 |
1977年 | 博士号取得 |
1978年 | サーカス芸人国家試験合格 |
1979年 | フランスに亡命 |
1980~1988年 | 米国・英国・ドイツ・チェコ・インドなどに招待され共同研究・講演 |
1988年~ | 日本在住 |
1992年~ | 算数オリンピック設立以来、専務理事 |
<NHK教育テレビ>「マテマティカ」「趣味Do楽 荒井良二の絵本じゃあにぃ」
<NHK>「人間講座」「人間講座」「龍馬伝」「エール」
<日本テレビ>「世界一受けたい授業」
<フジテレビ>ネプリーグ 他多数出演。
「ピーター流生き方のすすめ」「数に強くなろう」(岩波ジュニア新書)、
「頭の良くなる英語」(三省堂)、「頭のよくなる本」「超数脳トレーニング」(WAVE出版)
「子どもの学力を伸ばす黄金の習慣」(実業之日本社)
「子どもの英語教育はあせらなくて大丈夫!」(草思社)等、著書多数。
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