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開発政策/ジェンダースペシャリスト
国連開発計画UNDPニューヨーク本部に入局。
開発政策局にて、途上国の女性支援やジェンダー平等の推進を担当。
世界各地でプロジェクトを手掛けると同時に、多国間の政策協議や国連会議にも多数出席。
マンハッタン生まれの高校生の息子と小学生の娘の2児の母親でもあり、
真の意味での“グローバル視点”から、これからの時代の子育てと教育を考えるネットワークを立ち上げ、同じマインドを持つママやパパと一緒に活動中。
“女性も男性も同じように、持って生まれた可能性を開花させられる国・社会づくり、教育”がライフワーク。
「ジェンダー・ギャップ指数134カ国中94位をどう解釈するか?~グローバル視点から考える日本の男女共同参画~」
1999年に基本法が策定されてから、日本国内で男女共同参画に関するあらゆる取り組みが行われています。
しかし、世界的な指標から見ると、日本のジェンダー平等の状況は134カ国中94位。
先進国では最下位です。
また、国連女性差別撤廃条約委員会からも、日本の取り組みの遅れが厳しく指摘されています。
「ジェンダー」の概念が正しく理解されず、「ジェンダー=男女の差別を無くそうという危険な考え方」という言説も未だにに散見されます。
日本の男女共同参画の現状や問題点を「グローバルな視点」からわかりやすく解き、男女共同参画社会の実現が、一人一人の人生の豊かさだけではなく、活気ある社会・持続的な経済の礎になることを、
北欧・ヨーロッパ・北米・アフリカ等の国々の実例を交えて解説します。
「世界の女性たちは今」
途上国や紛争国には、女性・女の子であるがゆえにとても厳しい環境に置かれている人たちがたくさんいます。教育、貧困、保健医療など、国際社会があらゆる取り組みを行っているにもかかわらず、識字率や就学率等の統計を見ると男女格差が明らかです。
こうした現状や背景にある問題は日本のメディアで報じられることは殆どありません。
「誰もが持って生まれた可能性を開花させ、自分で自分の人生を選択していけるような環境を創ることが『開発の真の目的』である」という考え方が国際社会の主流理念です。
実現するために、貧困削減、教育、保健医療など、あらゆる開発支援が行われてきましたが、未だに報告される男女格差。
その背景にある問題、女性や女の子が「エンパワメント」されることでもたらされる波及効果、具体的な取り組み事例や成功例を豊富な経験をもとにわかりやすくお話します。
「東日本大震災~女性や妊産婦が経験したことを踏まえて、これからの防災を考える~」
東日本大震災直後から女性や妊産婦に特化した支援を行った、NGO、医療関係者、(災害支援の経験・知見のある)国際協力の専門家は、
「日本の既存の防災システムが『健常な成人男性』の視点から構築されている」
「既存のジェンダー構造の歪み・問題が災害時に噴出し、顕在化している」
「防止や災害支援に関する国際スタンダードが無視されている」
といった指摘をしています。
地震や自然災害が頻発する日本では、「明日は我が身」という気持ちで防災を考えなければなりません。
東日本大震災で、女性や妊産婦はどのような経験をしたのでしょうか?彼女たちの声、女性や子どもに特化した支援を行った団体・専門家によるフィードバックから見えてきた、日本の防災システムの現状・課題をわかりやすく報告します。
また、東日本大震災で得られた教訓や成功事例から、今後の地域防災のあり方や各家庭・個人でできる備えは何かを考えます。
「思春期の親はつらいよ~子育ての卒業試験、巣立ちに向けた仮免許~」
思春期は、突然嵐のようにやってくるような気がしますが、乳幼児期からの延長線上にある「成長のプロセス」です。
それまで親と一心同体だった子どもが、「ひとりの人間」となる大切な時期です。思春期とは、親にとっては「子育ての卒業試験」、子どもにとっては「自立に向けた仮免許」。
幼少期の子育ては「反復問題」だらけでしたが、思春期は「応用問題」の連続です。
思春期を広い視野からとらえ直し、子育ての最終章として乗り切るための知恵を紹介します。
他一覧
「ジェンダーギャップ指数 世界98位の衝撃 グローバルスタンダードからみた日本」
「女性・安全・平和~国連PKOとジェンダー」
「途上国に進出する企業が知っておきたいジェンダーの話」
「~人権の話~New Yorkからカンボジアまで 世界で見たこと、考えたこと」
「でこぼこ3人組が世界を行く!地球をまわってみつけた、子育てと教育の意味」
※他テーマ、ご相談ください
開発政策・ジェンダースペシャリスト
関西学院大学総合政策学部客員教授
聖心女子大学非常勤講師
国連開発計画UNDP(ノーベル平和賞受賞のエレン・ジョンソン・サーリーフ氏がかつて勤務)ニューヨーク本部に入局。
開発政策局にて、途上国の女性支援やジェンダー平等の推進を担当。
カンボジア、グアテマラ、エチオピアなど、世界各地でプロジェクトを手掛けると同時に、多国間の政策協議や国連会議にも多数出席。
現在は、フリーの開発政策・ジェンダー専門家として国連PKO(平和維持活動)派遣要員へのジェンダー研修をはじめ、外務省、JICA、内閣府、国際機関、NGO等向けに、政策提言・評価、講演、社会貢献活動のアドバイジングなど、幅広く活動している。
また、世界の開発・人道支援を牽引しているゲイツ財団「グローバル・アドボカシー戦略ミーティング」に、日本のNGOネットワークを代表して参加するなど、活動は世界中に渡っている。
一方国内では、2011年ジェンダーに関する国際スタンダードを日本国内でも実現・推進する為、政策専門家集団NGOのGender Action Platform(GAP)を立ち上げた。
東日本大震災復興の為の女性支援にも尽力。
マンハッタン生まれの高校生の息子と小学生の娘の2児の母親でもあり、
真の意味での“グローバル視点”から、これからの時代の子育てと教育を考えるネットワークを立ち上げ、同じマインドを持つママやパパと一緒に活動中。
“女性も男性も同じように、持って生まれた可能性を開花させられる国・社会づくり、教育”がライフワーク。
■学歴
1992年 米国ブリンマー大学留学
(津田梅子、ハーバード大学女性初の学長ドリュー・ギルピン・ファウスト氏らを輩出した女子大)
1994年 上智大学比較文化学部卒業
1997年 米国コロンビア大学国際関係・公共政策大学院修了
(国際関係修士号 人権・人道問題専攻)
■経歴
1997年-2004年 国連開発計画(UNDP)
ニューヨーク本部開発政策局プログラム・マネージャー
2006年-2007年 ほっとけない世界のまずしさ政策アドバイザー
2007年-2010年 国連開発計画(UNDP)
駐日代表事務所政策アドボカシースペシャリスト
■現在の主な活動
・International Women’s Club Japan理事/グローバル・ママ・ネットワーク主宰
・政策シンクタンク型NGO Gender Action Platformアドボカシー担当
・Take Action Foundation評議
■メディア実績
・報道ステーションSUNDAY(テレビ朝日)
・ウェークアップ!ぷらす(讀賣テレビ)
【講演内容】
開発政策・ジェンダースペシャリストとして知られる大崎麻子氏は、若手専門職員(JPO)として国連開発計画(UNDP)のニューヨーク本部勤務を皮切りにジェンダーに関わり、わが国において女性の社会的なキャリア形成のために、性差がもたらす女性への様々な先入観の解消を推進しています。
正式には「社会的・文化的な性のありよう」と定義されるジェンダーは、男女の性差からくる誤解や差別の解消と意訳されることが多く、女性の社会進出や様々な組織におけるリーダーシップの発揮、妊娠・出産と仕事の両立などを考える上で、最も重要なキーワードとされています。
そんな大崎氏の講演は、教育、人権、男女共同参画、防災、育児を主な内容とし、「グローバル視点から考える日本の男女共同参画」「世界の女性たちは今」「東日本大震災~女性や妊産婦が経験したことを踏まえて、これからの防災を考える~」「途上国に進出する企業が知っておきたいジェンダーの話」などのテーマを話してくれます。また、フォーラム、セミナー、トークショーでの開催もOK!
一般に、男性よりも体力的に劣っている女性に対して、男性と同等の体力を要する環境におくことが平等ではなく、性差を正しく理解することで、適切な処置を施すことがジェンダー。
大崎氏の講演、フォーラム、セミナー、トークショーを訪れた人は、性差が正しく理解される社会を構築し、人としての生き方や人生の選択肢が、性差などで阻まれるべきではないことを知るのです。
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