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PlayStation4 次世代UI・UX開発プロジェクトリーダー
1992年横浜国立大学工学部卒業。ソニー株式会社にソフトウェアエンジニアとして入社、ユーザーインターフェース(UI)やネットワークサービスの開発、体験価値デザイン(UX)の研究開発に携わり、次世代インタラクションデザインの開発チームリーダーを務める。2004年ソニーコンピュータエンタテインメント(現SIE)に出向し、PlayStation3やPlayStation Portableのシステム、次世代UIアプリ・サービスの研究開発を牽引。2010年にはPlayStation4の次世代UI・UX開発プロジェクトリーダーとして活躍、Sony R&D所長賞、Sony R&D Award 等を受賞。2014年にソニーを退職し、ネオマデザイン株式会社を設立した。現在は空間と時間を人間中心に考え、アナログとデジタル、リアルとバーチャル、それぞれの良さを生かした新しい価値と体験を創造したい(Beyond human experience) という強い思いで活動中。ソニーで培ったイノベーションの知見を基に、多くのビジネスリーダーや企業経営者に深い示唆を与えている。
ネオマデザイン株式会社 代表取締役CEO
PlayStation4 次世代UI・UX開発プロジェクトリーダー
KMD(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)リサーチャー
ソニーの開発現場で培った「気付く力」と「創造する力」は、革新を生む大きな原動力です。本講演では、実際の開発エピソードを通じて、イノベーションの裏側にある試行錯誤やチャレンジをお伝えします。成功だけでなく、失敗から得られた気付きや学びを共有し、エンジニアが新たな視点で問題に向き合うためのヒントを提供します。さらに、日々の業務で「気付く力」を育てる方法や、「創造する力」を伸ばすための具体的なアプローチをエピソードを交えながら、わかりやすく伝えます。
シーズや技術はあるけれど、それを価値にできない、ニーズにできない。そんな課題をおもちの方は多いのではないでしょうか?新しいアイデアを生み出し、形にするためには、ちょっとした違和感や小さな気づきを見逃さないことが大切です。エンジニアや新規事業開発担当者の皆さんが、「気づく力」をどのように鍛え、活かしていけるのかを実体験を交えてお伝えします。日本人は問題を発見し、解決することが得意ですが、それだけでは未来を創ることはできません。イノベーションを実現するためには、目に見えないニーズや新しい価値の種に気づく力が求められます。講演では日々の業務で「気づく力」を高める具体的なアプローチや、アイデアを実現へと導く方法を伝えます。気づきをアイデアに変え、実現するための青写真を描けるようになるヒントを提供します。
ユーザー視点を重視した開発は、顧客体験の向上に欠かせない要素です。しかし、そのプロセスには多くの落とし穴が潜んでいます。エンジニア、マーケッター、デザイナーがユーザーの声を取り入れつつも、どのような判断基準を持ち、どの視点で開発を進めるべきか、これまでの経験をもとにお伝えします。 例えば、ユーザーは自分が本当に何を求め、どんな課題を抱えているかを正確に理解していないことが多く、ユーザーの意見や要望に依存するだけではリスクがあります。さらに、人間の認知には多くのバイアスが影響を与え、文化や宗教的背景が絡むことで、グローバル市場における複雑さは一層増します。講演では、ユーザー調査やヒアリングの限界を理解し、バイアスの影響を乗り越えるための考え方や実践的な方法を伝えます。また、顧客の曖昧なニーズをどのように見抜き、それを製品やサービスに効果的に反映させるか、具体例を交えて解説し、開発に役立つ新しい視点を伝えます。
プレイステーションの開発プロジェクトは技術の粋を集めた革新の場であり、多くのプロジェクトが同時並行で進んでおり、その成功には強力なリーダーシップと効果的なチームビルディングが不可欠でした。次世代UI・UX開発プロジェクトリーダーとしての経験をもとに、開発最前線のエンジニアや技術職のリーダーが直面する課題にどのように取り組み、チームを一つにまとめ上げたのかを学びます。チームビルディングから、リーダーとしての意思決定のポイント、メンバー同士の協力を引き出すためのコミュニケーションの工夫まで、実際の経験をもとに解説します。また、リーダーシップの持つべきビジョンや、困難な局面での対処法についても触れ、日々の業務で即実践できる知見をお伝えします。
1992年 | 横浜国立大学 工学部卒業。 ソニー株式会社にソフトウェアエンジニアとして入社。ユーザーインターフェース(UI)・ネットワークサービス開発・人の感情感性や体験デザイン(UX)に関わる研究開発に携わる。画像認識や音声認識を使った次世代インタラクションデザイン開発チームリーダーを務める。
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2004年 | ソニーコンピューターエンタテイメント(SCE、現SIE) に出向。プレイステーション3(PS3), プレイステーション・ポータブル(PSP)のシステム及び次世代UIアプリやサービスの開発を研究開発リーダーとして行う。
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2008年 | 独自のアイキャッチ理論を応用したデジタルサイネージシステムMITENEを開発、国内のアパレルショップ、映画館、ショッピングモール等に採用され従来の数十倍の視聴率をたたき出し業界の常識を一変させる。国内初の観客参加型3Dライブ「インタラクティブ3Dライブ」を成功させる。
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2010年 | プレイステーション4(PS4)の音声UIや次世代家電など複数のプロジェクトリーダーとして従事。次世代UI開発及びUX(体験価値デザイン)のスペシャリストとして、企画・ディレクション・研究開発・マネージメントと幅広く活動。Sony R&D所長賞、Sony R&D Award 等を受賞。
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2014年 | ソニー株式会社を退職(ソニー株式会社ではR&Dと事業部を22年間二足のわらじ)、同年9月にネオマデザイン株式会社を設立。 大手家電メーカー、自動車メーカー、建材メーカー等の新規事業や次世代UIUXデザインの研究開発を携わる。一方で、フィットネスクラブ、テーマパーク、大型店舗のフロア空間の体験デザインや企画・ディレクションなども行っている。
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2015年 | 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科付属メディアデザイン研究所(KMD)の研究所リサーチャーに就任。 次世代UIUXデザイン、メディアデザイン、デジタルサイネージなどの研究や生徒のメンターを行っている。
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2018年 | 家電や自動車などに搭載されて急速に注目を浴びている音声ユーザーインターフェス(Voice UI)に関わるビジネス書 ”音声に未来はあるか?インターフェースがビジネスを動かす” を日経BPより発刊、本書籍はその後中国でも中国語化され発刊される。
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Spectrum Tokyo Festival 2024 / NTTテクノクロス / KDDI総合研究所 / 京セラ フューチャーデザインラボ / DENSO ITラボラトリー / ソニー / Tech In Asia Tokyo 2016 / デジタルサイネージジャパン2015, 2016 / UX JAM / UX MILK / 慶応義塾大学工学部 その他
【新聞・web・雑誌】
Era Web Architects 「デジタルとアナログの融合 / Era Web Architects #158 #eraweb」(2024.03.07)
みらいワークス「ソニーを経てUI・UXデザイナーとして独立。理系の自分がデザインや企画をするとは想像できなかった」(2023.05.10)
Pinto!「PS4のUXを作った河野道成が、企業のWebサイトデザインに対する姿勢を問う」(2017.07.03)
パーソルクロステクノロジー(インテリジェンス) 「PS4のUXを作った男、ネオマデザインの河野道成に聞く、“最高の体験”を作るエンジニアリング」(2019.08.26)
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