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多摩大学 経営情報学部 教授/多摩大学大学院ビジネススクール 教授
1962年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院国際経営学修士・国際関係学博士課程修了。(株)三井物産戦略研究所、三井グループ韓国グローバル経営戦略研究委員会委員を経て、現職。専門は、国際経営学、国際関係学。研究領域は、企業戦略、グローバル組織人材、アジア経済、朝鮮半島。所属学会は、北東アジア学会、現代韓国朝鮮学会。学部担当科目は「アジア経済論」「韓国経済論」、大学院担当科目は「世界潮流と企業戦略」など。
現在の研究・教育活動は、文科省大学の世界展開力強化事業プログラム委員会・キャンパスアジア事業(岡山大学・中国吉林大学・韓国成均館大学補助金事業)推進メンバーおよびキャンパスアジア共通教科書編纂委員会副委員長として日中韓経済学教科書の制作やアジア・グローバル人材の育成に取り組んでいる。また、日本企業がローカル(地域性)を活かしながらグローバル(全世界的)に展開するアジア・ユーラシアビジネスやグローバルのヒト・モノ・カネ・情報を日本のローカルで受け入れるインバウンドビジネス(2016年2,400万人訪日・3.7兆円消費、2020年目標4千万人訪日・8兆円消費、2030年同6千万人訪日・15兆円消費)、いわゆる「グローカルビジネス」の理論的枠組みの確立に臨んでいる。「グローカルビジネス」は、科学研究費助成事業に採択され、テーマは「中小企業によるグローカルビジネスのマネジメント手法に関する実証研究」である。
「朝鮮半島をめぐる国際政治と日本」
3年間(1995~1997年)に及ぶ北朝鮮・金日成総合大学経済学部招聘講師としての現地体験(教授内容:資本主義経済)や世界の朝鮮半島研究者とのネットワークに基づいて、北朝鮮問題や日韓問題などについて実践的・理論的・体系的に解説し、本質を解き明かす。また、朝鮮半島情勢を展望しながら日本の立ち位置や在り方を考える。
「経営と時代認識~アジア・ユーラシアダイナミズムといかに向き合うか~」
世界経済と日本経済の見通し、アジア・ユーラシアダイナミズムの実態、北東アジアの国際関係の緊張と経済関係の拡大という大きな政経矛盾「アジア・パラドックス」などの世界潮流を俯瞰すると共に時代の本質を捉える。このような世界・時代認識に基づいて事業構想、企業経営、地政学的戦略を考える。
「韓国財閥と韓国経済、そして日韓経済の行方」
韓国財閥については、その強みと弱みを解説する。また、韓国企業の特徴をより鮮明にするため韓国企業と日本企業の経営スタイルを比較分析する。韓国経済については、その現状分析、構造的問題、課題と対策のみならず、将来予測も試みる。
「険悪な日韓関係と密接な日韓経済」
日韓関係については、日韓問題を整理すると共にその背景について解説する。日韓経済については、その現状と課題の解説にとどまらず、韓国財閥の強み・弱み、韓国経済の現状と課題についても説明しながら理解を深める。また、日韓経済の拡大によるビジネスチャンスを掴むため日韓企業連携の事例を紹介する。
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