浜田紗織
（はまださおり）

2005年東京工業大学卒業。一橋大学・東京医科歯科大学連合複合領域生活空間研究コース修了。
同年東急電鉄株式会社に入社。駅係員を経て、鉄道施設の計画設計、大型案件のプロジェクトマネジメントを担当。
国内初のスキームを適用させ、相鉄・東急直通線の事業化を担当。
社外への説明会や、事業者間の折衝、発注者としてのチーム運営、社内ではエンジニア間特有の調整を、
いずれも広い視点を共有した上でコミュニケーションを重ね前進させるスタイルを確立。
工事現場監督の際は、自ら女性対応の事務所を設計した。

自身も真冬の深夜行われる週3日の夜勤をこなしながら結婚。
2008年、第一子を出産。翌年、夫の育児休職と同時に職場復帰し、鉄道事業本部総合職として第一号の母社員となる。
産休育休復帰モデルを作り、女性の働きやすい職場環境整備に貢献。

2011年、第二子を出産。育児休職期間は人脈を広げ仕事の軸を増やす。
取得した野菜ソムリエ、ファイナンシャルプランナーの資格を活かして、
台所から家族を作るプロジェクトFrom Kitchenに立ち上げから関わり、
2012年、同プロジェクトがキッズデザイン賞を受賞。

東急電鉄においては技術畑から事業戦略部門へ。
オール管理職による新組織の運営役となり、最年少メンバーとして技術部隊との橋渡しもしながら、
経営陣とともに中長期戦略を構築し、新規事業の推進部署として方針を打ち出す。

次世代に通用するインフラ整備を切り口とした社会貢献をキャリアの軸としている。
現場経験により、24時間体制で人命を預かる事業でありながらワーク・ライフバランスが個々人任せの状況に危機感を持ったことをきっかけに、仕事の量を減らす責任施工化プロジェクトの参画を経て、
自社だけでなく委託者や請負企業での実態も踏まえて業界全体の課題として取り組む必要性を認識した。
また、人口減少と通勤ラッシュという日本社会の課題の縮図である、混雑緩和プロジェクトを通して、
現代日本のみならず、子供世代こそ必要な「生産性の高い働き方を実現するための、社会インフラ」への
需要の高まりを実現すべく、株式会社ワーク・ライフバランスに参画。

2013年、株式会社ワーク・ライフバランスに参画。3児の母となる。
講演事業を担当し、事業を拡大しワーク・ライフバランスの全国ネットワークを作る。
育児と仕事の調和プログラムarmoを担当し、休職から復帰した女性が活躍するための施策、
管理職養成や、そのための環境づくりに多くの知見がある。
ノウハウを活かして新サービスとして女性活躍推進診断を開発。

働き方の見直しコンサルティングでは、電機メーカー・建設会社・運送会社・生命保険会社・
菓子メーカー・デベロッパー等を担当。
ワーク・ライフバランス後進業界の中でも、先進企業として生産性を向上してゆくために、
コーチングスキルを活かしながら、多くの管理職と“経営戦略としてのワーク・ライフバランス”について
対話を続けて部門戦略に落とし込み、本来業務での生産性を上げるスタイルに定評がある。

2016年には業界横断での、大手デベロッパー各社女性管理職による座談会を実施。
業界慣習をポジティブに変革するファシリテーションにより、満足度100%を記録している。

【資格】
・ワーク・ライフバランスコンサルタント
・財団法人 生涯学習開発財団 認定コーチ
・第一種衛生管理者
・2級ファイナンシャルプランナー
・修習技術士

厚生労働省
埼玉県
茅ヶ崎市
国立研究開発法人海洋研究開発機構
九州大学

NTT都市開発株式会社
江崎グリコ株式会社
キユーピー株式会社
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命株式会社
東京電力株式会社
株式会社東芝府中工場
日本国土開発株式会社
株式会社日本政策金融公庫
日本バルカー工業株式会社
東日本旅客鉄道株式会社
日比谷アメニス株式会社
マニュライフ生命保険株式会社
三井ダイレクト損害保険株式会社

個別企業での講演コンサル実績の他、企業横断での産休育休復帰者者向けセミナー、女性管理職向け研修、キャリア＆ライフプランセミナー、女子大生向けロールモデルセミナー、再就職支援セミナー等の実績がある。

・サンキュ！2016年2月号　「共働き夫婦の家事・育児「分担問題」を考える」
・SUUMO　2016年4月号　　 「共働きと家選び」

料金非公開講師になりますので別途お問合せ下さい。