新井セラ
（あらいせら）

2003年　国際基督教大学　入学。
2007年　国際基督教大学　癌と闘病中の母の看護の為に退学。
その後まもなく母を亡くし、大切な人を失う時は突然来ることを身に染みて実感。

2009年　独立行政法人 大学評価・学位授与機構 教養学士 国際関係専攻 学位取得。
2009年　群馬大学 社会情報学研究科 科目履修終了

2009年　サービス・ホテル業に携わる中、小室の著書に出会う。
ビジネスホテルのフロントスタッフとして勤務していた時に弊社代表小室淑恵の著書「結果を出して定時に帰る時間術」に出会い、これからの日本に必要な考え方はこれだと衝撃を受ける。労働市場としての日本が優秀な人材を流出させずに定着させていける環境になる為には働き方を変えていかなくてはならない！と決意。
自身も長時間のシフト勤務、休みの取れない職場を体験していた中、働き方を変えるということを少しでも実行していくべく、マニュアル作成と引継ぎ体制の強化を行い、少しずつ休みを取りやすい職場に変革していった。

2011年　社会的責任監査を行うSTR-RS (Specialized Technology　Resources Responsible Sourcing、その後買収により株式会社UL ASG Japan RS部門に。) に入社。
働き方の課題について現場を深く知るべく、アメリカ、ヨーロッパ等のクライアントからの依頼を受けて調達元の工場を回る社会的責任監査業務に従事。ロスアンゼルスにいるベトナム人の上司の元、日本各地に拠点を置く5名のチームでモバイルワークでの業務を基本とし、日本の法律や国際基準に基づき、監査先工場の現状について英語での報告書を作成。監査先工場とクライアントの両者に対する中立的な立場からの国内法と国際基準のギャップと現状についての説明に定評があり、監査人としての指名多数。マニュアル作成や監査書類リスト、チェックリスト等の作成でプロセスの見える化を行い、スピーディーな人材育成と質の担保に貢献。
監査では国内法の順守のみでなく国際基準を守ることが求められるが、監査を受けるまでその事実を知らず、長時間労働の改善に苦労する企業が多いことを実感。また、監査では改善のために直接的に関わることができないことにジレンマを感じる。
このような監査がグローバルでは取引先のリスク判定の為に当たり前に行われている事実さえも知らない日本企業が多く、このままでは国際市場から日本がビジネス相手として選ばれなくなってしまうことに危機感を感じ、長時間労働環境を含む働き方の改善はもちろん、国際市場の動向もインプットしていくことが日本企業の競争力を高めると改めて感じる。

2015年　株式会社ワーク・ライフバランスに参画。
自身が早くに母を亡くした経験から家族の大切さを痛感しており、介護と仕事を両立できる人、そのような働き方ができる企業を増やしていくこと、また、前職で目にした日本企業のリスクを改善し、競争力を強化していくことをミッションとしている。
複雑なプロセスを分解し、誰でも瞬時に理解、行動できる仕組み作りを得意とする。大手生命保険会社、医療機器メーカー等のコンサルティングを担当。会話を通して本質的な課題を引き出している。自らの看護の経験を活かし、介護と仕事の両立ガイドブックも担当。多彩なヒアリング経験と豊富な中小企業経営者との対話の経験を武器に、全国の中小企業までワーク・ライフバランスをいきわたらせるべく日々邁進中。
先進国の中でも先取りして国家的課題に直面する日本において、働き方改革の取組みや効果を伝えることは必ず他国の類似課題の解決に寄与できると考え、高い英語力を駆使してワーク・ライフバランスの取組みを発信している。2015年8月にはフォーリン・プレスセンターでの小室のブリーフィング（講演）を設定、多くの外国人記者に日本の課題とその解決策を強く印象付けることに成功、台湾やアメリカのメディアにて掲載された。

パナソニックヘルスケア株式会社、株式会社かんぽ生命保険など

料金非公開講師になりますので別途お問合せ下さい。