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松本俊明
(まつもととしあき)

現在、日本のみならず世界の音楽業界でも注目を集める作曲家・ピアニスト。国内外を問わず、幅広いジャンルのアーティストに数多くの作品を提供。その洗練された力強いメロディは高い評価を受けている。クラシックをベースに持ちながらそのポップ感覚溢れる幅広い音楽性から生まれる、洋楽と邦楽の絶妙なエッセンスバランスを活かした旋律は、優しく、温かく、哀愁漂い、渇いた心を潤してくれる。作曲家として、MISIAとのコラボレーションが注目を集め、「Everything」など大ヒットを記録。

作曲家/ピアニスト/音楽プロデューサー

主な講演テーマ

「アーティストとの関わりから視るコミュニケーション能力」
100名以上のアーティストに楽曲を提供。アーティストは様々なタイプの表現者。こだわり方も様々、慎重な人、大胆な人、深い人、方法論が多様、癖の強い人、やわらかい人、そんな様々なアーティストとのやり取りを通して、コミュニケーションの取り方、距離の取り方、テクニック論ではなく、本気本音で向き合うことの大切さを経験を基にお話します。

 

「曲を作ることとは、感動すること
100名を超えるアーティストに1,000曲以上を提供してきましたが、曲が生まれる、曲を作ることとは、テクニックではなく、日々の感動が基になっています。それは些細なことでも良いのです。曲の数は、感動の数なのです。感動する音楽とは、作る人が感動をしているということ。子供の頃から大人になっても多くの感動をすることが、どれだけ人生を彩るか、人とやさしく向き合えるか、感情の豊かさを育むことの大切さをお話します。

 

「他人の喜びが、自分の幸せ
曲は自分の分身です。仕事として曲を作るのは、時にはプレッシャーでもあり、悩んで落ち込んで、苦しむ時もあります。でも、何故、数十年もの間、1,000を超える曲を作り続けられたのか、歌ってくれる人が喜んでくれ、聴いて下さる人が喜んでくれる、そのことが私の幸せだからです。自分のやりたいことは他人のためにやること。そんな幸せの心の持ち方をお話します。

 

「何故、病んでいる曲が多くなったのか
作曲家として、常に世の中と向き合って来ました。今、生きている人たちに、どんな曲を聴いていただくか、何十年という間ずっと考え向き合って来ました。時代に則した音楽は強く人の心に影響を与えます。最近の音楽で気になっていることが、病んでいる音楽が多くなっていることです。「病んでいる音楽」と「病んでいない音楽」の違いと、その傾向を、時代性や現代の人の心との関係から話をします。

 

「感動を与えられる音楽は何が違うのか
作る側が日常でどれだけ感動しているか。感情の幅が大きいことは人の心に浸透していきます。人は感情で生きています。人間の特権です。現代の人は感情を出すことがまるで罪のように考えているのか、冷静さを装って、人間本来の豊かな感情を封印してしまっているように感じます。人の魅力は感じて感じ合って、そして感動すること。音楽はその一つでありたい、作曲者として人の心と向き合うという哲学をお話します。

 

「世界を旅して、様々な音楽と人々の関わり方。」
中学時代ロンドンに住み、現在もロンドンと日本を往復する日々を送っています。欧米と日本の生活や習慣の違い、価値観の違いを、音楽を通して比較し、アイデンティティーの違い、何が正しいではなく、多様性を持つことが大切なことです。様々な価値観があるのが人間です。それが個性で、すばらしいことだということを経験の中からお話します。

主な経歴

現在、日本のみならず世界の音楽業界でも注目を集める作曲家・ピアニスト。国内外を問わず、幅広いジャンルのアーティストに数多くの作品を提供。その洗練された力強いメロディは高い評価を受けている。

クラシックをベースに持ちながらそのポップ感覚溢れる幅広い音楽性から生まれる、洋楽と邦楽の絶妙なエッセンスバランスを活かした旋律は、優しく、温かく、哀愁漂い、渇いた心を潤してくれる。作曲家として、MISIAとのコラボレーションが注目を集め、「忘れない日々」、「Everything」、「果てなく続くストーリー」がいずれも大ヒットを記録。

その中でもドラマ主題歌に起用された「Everything」は200万枚を超え、この楽曲により松本は2002年JASRAC(日本音楽著作権協会)賞・金賞を受賞。その後も、AIの「One」やCrystal Kay×CHEMISTRYの「Two As One」をはじめ大山百合香「光あるもの」(NHK–BSの超人気番組“関口知宏の中国鉄道大紀行”のテーマ曲)、松下奈緒「Moonshine~月のあかり~」 (アニメーション映画“ピアノの森”の主題歌)が高い評価を受けている。

2010年JUJUの「この夜を止めてよ」は、着うたフルチャートで1位を獲得。その年の”最も泣ける歌”として話題を呼ぶ。
その後も、ジャンルにとらわれることなくAKB48「涙のシーソーゲーム」や有名K-POPアーティストにも作品を提供している。

 

【コンサート・講演活動】

JZ Brat (渋谷セルリアン東急ホテル2F) 2017/10/26
ラドンナ原宿 2017/3/17  2017/7/27
NPO法人国際ビフレンダーズ大阪自殺防止センター「トーク&ピアノライブ」 2017/9/9
熊本県菊池市立隈府小学校 2016/9/23 ※ピアノ演奏とトーク
(※現在、「みえない羽根」の伴奏と合唱とトークで全国の幼稚園・小中学校を回る活動をしている。)

 

【CDアルバム】
「Pianoia 」(2004 Sony Music Japan)
「Pianoia 」(2006 Sony Music Japan)
「Pianoia」 (2009 Sony Music Japan)
「五線譜と白地図」(2011 PONYCANYON)
「DEJAVU~いつかどこかで~」(2014 ユニバーサルミュージック)
「バクくんのゆめのたね」(2017 Della)
「リラクセーション・ピアノ」(2017.11.3リリース Della)

 

【CDシングル/作曲・プロデュース】
「リスに恋した少年」北村匠海(2008 Sony Music Japan)

主な著書

『hope』(ポプラ社)
(※2008年 ロンドンを拠点に在住経験から執筆したエッセイ集)
『グラスホッパー物語』
(※2012年 ロンドンの地下鉄で出会ったバッタと人々とのちいさな出来事)

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