先日、佐々木常夫氏の講演会に同行させて頂きました。
講演のテーマは、近年話題のワークライフバランスです!!
佐々木常夫氏を簡単にご紹介します。
2001年、東レ同期トップで取締役となり、
2003年より東レ経営研究所社長となった佐々木氏。
家庭ではしばしば問題を起こす自閉症のご長男、
肝臓病とうつ病を発症した奥様は入退院を繰り返し、3度の自殺未遂を起こしました。(!!)
仕事では責任ある立場で、6回の転勤、会社の再建や事業改革など・・・
多忙を極めながらも家族を支え続けた佐々木氏。
入院中の奥様に代わって、お子さん3人の食事やお弁当を作ったり、
土曜日は病院にお見舞い、日曜日は1週間分の家事をこなす生活。
私だったら仕事と家庭を両立しようと奮闘して、過労で倒れるのではないかと思います。
しかし、佐々木氏は一家の大黒柱であるだけではなく、会社でも責任ある立場。
倒れるわけにはいきません!
そこで、仕事の進め方1つ1つに工夫を凝らします。
テーマがワークライフバランスということで、タイムマネジメントをすることは
容易に想像できますが、では、タイムマネジメントとは、具体的に何を、どうすれば良いのか?
資料の簡素化、会議の短縮・・・ほかにも仕事を効率的に進めるために
様々な方法で仕事と家庭を両立させた佐々木氏の仕事の進め方を、講演では学びました。
スライドを使用しながら、要点を聴覚だけでなく視覚的にもわかりやすく伝えるところは
さすがです!!
佐々木氏はとっても気さくなお方で、ご自身の著書にも快くサインをして頂きました。
(ありがとうございました!!)
また、参加された方々の中から抽選で著書の《完全版》 ビッグツリーをプレゼント。
佐々木氏より、手渡しにて贈られました。
ワークライフバランスの講演は、下記のような方々にぜひ!!聴いて頂きたいと思います。
・経営者
・管理職
・リーダー職
・・・など、上に立つ立場の方々の考え方、仕事への取り組み方が変わらなければ、
いつまでも「残業してなんぼ」「あいつはいつも定時退社だけど、ちゃんと仕事してるのか?」と
いったような考え方で会社は古い体質のままです!
仕事は勤務時間の長さではありません。進め方次第で、時間を短縮しながらも、
良い結果は出せるのです。
近年「ノー残業デー」を取り入れている会社が多いですが、きっかけはそれでもいいそうです。
まず、上司が、管理者が変わらなければ会社は変わりません!
経営者向け、管理職向け、リーダー職向けの講演会を企画している担当者の皆様、
次の講演会のテーマは、ワークライフバランスにしてみてはいかがでしょうか。
◆テーマ:ワークライフバランス
◆対象者:経営者、管理職、リーダー職の方々
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