当日は都内と静岡とをオンラインで結ぶ講演会を実施しました。今回は、こちらの一部始終をレポートしたいと思います。
まず、主催者様は当初通常の講演会を企画されていましたが、コロナの感染拡大の状況を鑑み急遽オンラインでの講演会に大きく舵を切られました。
決断から開催まで約1週間と短い期間でしたが、睡眠時間を削って尽力されたメンバーの皆さんをはじめパックンマックンのおふたり、そして弊社も全面的に協力させていただき実現することができました。
そもそもオンライン講演会とは、Zoomなどのビデオ会議ツールやYoutubeLiveなどネット配信のシステムを使っていわゆるライブ配信のようなかたちで講演会を行うものです。
講師がスライドを見せながら講義をするいわゆるWebセミナー(ウェビナー)とは、ライブ感や映像、音質のクオリティ等において若干スタイルが違うと思っていただいてよいかと思います。
実は、オンライン講演会は、全国的にもまだ開催実績が少なく、実際に体験した講師も少ないため、いま業界各社でもノウハウ作りを急いでいるところだと思います。
今回は、ネット配信が可能な都内のスタジをお借りして、比較的利用者数の多いZoomを使って行いました。
主催者様は青年会議所のメンバー総勢70名の皆様で、静岡県内のそれぞれの事務所やご自宅から参加。
開始時間は19時ということで、リハーサルや打ち合わせのためパックンマックンのおふたりには18時にスタジオ入りしていただきました。
おふたりもオンライン講演会は初めてとのことで、いかに小さなモニターの中で通常の講演会のライブ感に近い映像を提供できるかを試行錯誤しながらリハーサルを行いました。
特に、新型コロナウィルスの感染予防の観点から二人の間に衝立を立て、衝立越しでかけあいのトークやコントをやるという前代未聞で画期的な講演会となりました。
リハーサルでは、青年会議所のメンバーの皆さんと実際に双方向のやりとりをしながら進行の段取りや、合図、画面操作の仕方などを確認し本番へ。
実際に講演会が始まると、心配していたことがウソのように全く問題なく進行します。
衝立越しのコントも問題なし(流石プロ!)。
ところどころ、聴講者に水を向けて質問を投げかけたりコメントを引き出したりするところは、通常の講演会よりも簡単でやりやすい印象を受けました。
特にZoomの場合、画面に参加者の名前が出ているので、「●●さん、これについて答えてください!」といったやりとりが簡単にできるのです。
通常の講演会なら、誰かを指名してステージに上げるとか、マイクを回して答えてもらうといった段取りが必要ですが、そのあたりがリアルタイムでできるので、話のリズムをくずさないため非常によいです。
通常の講演会よりもよい利点かと思えます。
また、他にも発見できた良いところは、「子ども連れでも参加できる」点です。
通常の講演会では、お子さんが泣いたり、ぐずったりすると集中して講演会ができないので、お子さん連れの入場をお断りする場合もありますが、オンライン講演会では、
通常は聴講者側のマイクは「ミュート(=Off)」しているので、そばにお子さんがいて泣いていても誰も気づかないのです。
実際に、今回の講演会でもそういった場面(お子さんがはしゃいでいる)が何度か見られましたが、全く進行に問題ありませんでした。
約60分強の講演と質疑応答を含め80分ほどのオンライン講演会でしたが、主催者様、出演者ともども満足の行く講演会となりました。
なお、主催者様は講演会終了後、「Web懇親会」を催されたようです。
このようなオンラインでの講演やセミナー実施の流れは今後ますます広がりを見せるものと確信しました。
弊社でも、より多くの実施例やノウハウを蓄積して、主催者様のよりよい講演会のお手伝いをさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
また、パックンマックンのおふたりは、オンライン講演会に超オススメです!
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