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高齢化が進む日本社会において認知症は、全ての人が直面する可能性のある重要な問題です。認知症に関する理解を深め、適切なケアや予防方法を知ることは、本人だけでなく家族やその身近な人たちにとっても大切なことです。
この記事では、認知症に関する講演会の実施を検討している方、担当者の方に向けておすすめの講師5名を紹介し、主なテーマ例なども併せてご紹介します。
認知症に関する講演会の主なテーマ
認知症患者の家族や身近な人が直面する介護の課題、日常生活で取り入れることができる認知症のケア・予防策などが主なテーマになります。
参加者の認知症への理解を深め、実際の生活で直面する問題に対処するための実践的な知識を共有するのが目的となります。
認知症への備えや、介護における考え方、ストレス管理、コミュニケーションの取り方、そして認知症の初期症状を見逃さないための情報などの内容が主に取り上げられます。
【認知症関連の講演会】おすすめ講師
スピーカーズに登録されている認知症関連の講演会に相応しい講師をご紹介いたします。
長谷川嘉哉(はせがわよしや)
岐阜県土岐市で認知症専門外来および在宅医療を実践する長谷川氏は、祖父の認知症という個人的な経験から、患者さんとその家族の立場に立った医療サービスを提供しています。
開業以来、30,000件以上の訪問診療と400名以上の在宅での看取りを経験し、医療法人ブレイングループの理事長として、医療、介護、福祉のあらゆる分野で地域住民の生活を支えるサービスを展開しており、講演活動にも力を入れています。
13万部を超えるベストセラーになった「親ゆびを刺激すると脳がたちまち若返りだす!」や「患者と家族を支える認知症の本 増補版」なども出版されています。
【講演テーマ例】
「ストップ・ざ ぼけ ~幸せな最期を迎えるために~」
裵 鎬洙(ペ ホス)
居宅介護支援事業所や地域包括支援センター、訪問看護、訪問リハビリテーション、通所リハビリテーション、訪問介護、介護老人保健施設などで、相談業務に従事してきた経験を基に講演活動に取り組んでいる裵氏。
2014年には「理由を探る認知症ケア」を出版し、現在は30年後の未来を見据えた専門職のパフォーマンス向上のためのトレーニングやセッション、介護人材の課題解決のためのコンサルティング、認知症への備えの啓発活動などを展開しています。
介護福祉士、介護支援専門員、主任介護支援専門員、コミュニケーショントレーニングネットワーク講師、介護支援専門員実務/専門研修講師などの資格も保有していますので、講演会に相応しい講師です。
【講演テーマ例】
「理由を探る認知症ケア」
「『認知症』は防ぐより備えよう」
藤川幸之助(ふじかわこうのすけ)
認知症の母親を介護した経験を基に、命や認知症をテーマにした作品を制作し続けている詩人・児童文学作家の藤川氏は、認知症に対する社会の理解を深めることを目的とし、全国各地で講演活動をしています。
特に「子どもたちに認知症をどのように伝えるか」や「命に寄り添う」ことに焦点を当てた研究を進めており、大阪大学大学院、長崎大学、活水大学などでも講義や講演を行っています。
講演の内容は、認知症に対する理解を深めるだけでなく、生と向き合う価値観を問い直すきっかけを与えるものです。
【講演テーマ例】
支える側が支えられるとき ~認知症の母が教えてくれたこと~
町亞聖(まちあせい)
脳障害で車いす生活を送った母親との10年以上に及ぶ介護経験、両親をがんで失った経験を持つフリーアナウンサー・報道キャスターの町氏。
個人的な体験から、医療を生涯のテーマとして深く掘り下げ、特にうつ病や認知症に関する問題に対して独自の取材と研究を行っています。
「自分で取材して、自分で作成し、自分の声で伝える」ことをモットーに、アンカーマンとしてのキャリアを追求しながら、認知症やうつ病についての講演活動にも力を入れています。
15年にわたる介護生活の経験を綴ったエッセイ「十八歳からの十年介護」も出版されています。
【講演テーマ例】
「取材経験から得た うつ病・認知症のこと」
つちやかおり
タレントで認知症の母親の介護経験もあるつちや氏は、認知症ケア指導士の資格を取得しており、認知症の方への適切なケア、介護を行う人への指導や管理、介護・医療現場で認知症ケアに携わる人へのアドバイスなども行うことができます。
認知症ケア指導士としての豊富な知識と実体験に基づいた話や、質疑応答による具体的な相談に応じる場を提供することも可能です。
個人的な体験と専門的な知識が合わさった内容で、参加者にとって有益な情報となるでしょう。
【講演テーマ例】
「認知症になった母との大切な時間」
紹介した5名以外にも認知症関連の講演会に相応しい講師は多数おりますので、ぜひ以下のページからお探しください。
講演会を成功させるための秘訣
講演会を成功させるためには、魅力的な講師を見つけてキャスティングすることが非常に重要です。しかし、一流の講師を自力でキャスティングし、手配するのは難易度が高く、時間や労力もかかります。
特に専門的なテーマでの講演会の場合、適切な講師を見つけるためには、その分野の知識や人脈も必要になります。
こうした背景から、講演会の講師は「講師派遣会社に依頼する」というのがおすすめです。講師派遣会社は、多様な分野の専門講師とのつながりがあり、講演会の目的や規模、予算に応じて最適な講師を提案してくれます。
また、講師との調整や手配も代行してもらえるため、主催者は他の準備に集中することができます。講演会を成功に導くためには、専門的な知識と経験を持つ講師派遣会社に依頼することが、効率的かつ効果的なアプローチと言えるでしょう。
認知症に関する講演会を企画するなら
ここまで認知症関連の講演会主催者、担当者向けに取り扱われる主なテーマや相応しい講師のご紹介、また講演会を成功させるための秘訣として講師派遣会社に依頼することが効率的な手段であることをお伝えしました。
もし講師派遣会社に興味がございましたら、講演会講師派遣サイト「スピーカーズ」のご利用をご検討ください。スピーカーズは講師を簡単に見つけて依頼できるサービスです。
ご相談いただければ、ご希望の講演会やイベントに最適な講師を見つけて、手配することも可能です。
スケジュール調整から料金交渉、契約の手続きまでをサポートし、手間を省いて理想の講師を確保するお手伝いをいたします。
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