もうすぐ夏も終わりますね。
早くも来年開催の講演依頼も増えてまいりました。
本日ご紹介するのは、『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』です。
自己啓発書としても名高いカーネギーの『道は開ける』や、
先にご紹介したコヴィー博士の『7つの習慣』の源流ともいえるアドラー心理学。
近年特に注目が集まっていますが、
本書にはそのエッセンスが分かりやすく解説されています。
「人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ」
「たとえ不治の病の床にあっても、天を恨み泣き暮らすか、
周囲に感謝し余生を充実させるか、それは自分で決めることができる」
「やる気がなくなったのではない。やる気をなくすという決断を自分でしただけだ」
「遺伝もトラウマもあなたを支配していない。
どんな過去であれ、未来は今ここにいるあなたが作るのだ」
「不安だから、外出できないのではない。外出したくないから、不安を作り出しているのだ。
外出しないという目的が先にあるのだ」
「生まれ変わる必要はない。感情の使い方を変えればいいだけなのだ」
「すべての悩みは対人関係の課題である」
「自分だけでなく、仲間の利益を大切にすること。
受け取るよりも多く、相手に与えること。幸福になる唯一の道である」
「自分の不完全さを認め、受け容れなさい。相手の不完全さを認め、許しなさい」
「自分は役立っていると実感するのに、相手から感謝されることや、
ほめられることは不要である。貢献感は自己満足でいいのだ」
「過去を悔やむのではなく、未来を不安視するのでもなく、今現在のここだけを見るのだ」
などなど、こうした格言の数々をもとに、解説が加えられていきます。
ライフスタイル(性格)は過去の出来事や遺伝、環境等に決定されるものではなく、
自らの意思で選び取り、形成することができるもの。
困難に直面してもそれを克服する勇気を持つとともに、周囲の人を勇気付けること。
人生やビジネスなどの様々な状況で効果的な言葉が散りばめられています。
企業セミナーや従業員組合の研修会などにも最適な内容です。
同じくアドラーを扱った岸見一郎氏・古賀史健氏著『嫌われる勇気』と併せて、
是非ご一読をお勧めいたします!
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